現在、日本で飼育されているペットの頭数は、犬が約9000頭、猫が約10万頭とされており、なかでも猫の飼育数はゆるやかに上昇を続けている(2019年10月、日本ペットフード協会調べ)。生活を共にし、心を癒やしてくれるペットは、飼い主にとって大切な家族の一員である。しかし残念なことに、ペットの寿命は犬が約14年、猫が約15年と非常に短い。その限られた時間をできるだけ長く健康に生きてほしいというのは、全ての飼い主共通の思いだろう。そこで注目されているのが、IoT機器やAIを活用してペットの健康を守る「ペットテック(ペット×テクノロジー)」の分野だ。
日本では、スマホアプリを使用して留守番中のペットの様子を確認できる見守りカメラや、オシッコの量や回数を測定できる猫用スマートトイレが有名だ。そんなペットテックの商品のなかで特に注目を集めるのが、昨年発売された猫用のウエアラブルデバイス「Catlog(キャトログ)」である。
Catlogでは、首輪型のCatlog Pendant(キャトログ ペンダント)を通じて「24時間365日、猫の一生の活動データ」を記録し、「歩く」「走る」などの運動や、「食事」「休息」「睡眠」などの実際の行動に分類。そのデータを、専用のスマホアプリで閲覧できるようにした。また、過去の行動に加え、現在の猫の状態を閲覧できるのもポイントだ。
小型のセンサーを動物の体に取り付け、生体行動を記録する「バイオロギング」の技術をベースに開発した。東京・渋谷区のスタートアップ企業・RABO(ラボ)が販売する。
Catlogは、2018年10月~2019年2月までクラウドファンディングを用いて開発。同年9月にローンチ・一般販売を開始した。ツイッターなどのSNSで話題を集め、特別な広告なしで約4カ月の計画出荷数を1.5週間で達成した。
実は、Catlogのようなペット用のウエアラブルデバイスは、世界では年平均成長率10.3%を予測する成長市場だ(グローバルインフォメーション/ペット用ウエアラブルデバイスの世界市場 - 成長性、動向、および将来予測調べ)。しかし、その主力市場は米国で、日本ではあまりメジャーではなかった。さらに、ペット用のウエアラブルデバイスは、「ペット用」と一括りになったものが多く、なかでも犬を対象としていた。これまで、Catlogのような「猫専用」のデバイスは存在しなかった。
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March 30, 2020 at 03:28AM
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