MNO版楽天モバイル×Pixel 4(SIMフリー版)の組み合わせを使い始めて、まもなく2カ月が経ちます。この間、Rakuten Miniの使用周波数帯サイレント変更だとか、なかなか話題が絶えないようですね。たまたま私は影響を被っていないのが、幸いというかなんといいますか……。
ただ、それ以外の話題も盛り沢山です。まずPixel 4が楽天回線対応製品リストに掲載されました。物理SIM(nanoSIM)/eSIMどちらもサポートし、データ通信・音声通話・テザリング・SMSの4項目で検証ができているとのこと。4月の段階では「eSIMには対応するが未保証」の状況だったので、大変な進化っぷりです。
そして最大のトピックが、筆者の生活拠点である埼玉県南部周辺で一気に通信エリアが広がったことです。
4月のMNOサービス開始時点で、自宅周辺はサービスエリアに含まれていたのですが、いざ実際に使ってみるとことごとくエリア外。まぁ、このあたりは想定範囲内でして、FOMA、PHSの立ち上げ直後に比べればどうってことはないです。もちろんauローミングも受けられるので、月5GBまではなんの問題もなく通信できます。
変化に気付いたのは6月4日。「my楽天モバイル」アプリをふと覗いてみると、「楽天回線エリア データ無制限」の文字が出ているではないですか。しかも場所は自宅。ショッピングセンターのようなところから段々とエリアが広がっていくかと思っていたので、かなりビックリしました。
再び楽天モバイルのサービスエリアマップを見ると、6月3日付で更新がかかっていたので、ちょうど広範な拡張が行われたのかもしれません。実際、その後は最寄りのコンビニ、マクドナルド、山田うどん食堂などに足を運ぶたび、なるべくこまめに電波を確認しておるのですが、圏外になる例はかなり少ない印象です。自粛要請はかなり解除されてきましたし、今後は関東近郊の観光地などでも試してみなければ。
そして最後に「Rakuten Link」アプリについて。MNO版楽天モバイルにおける「無料通話」「無料SMS」を担う重要アプリなのですが、挙動に色々謎が多いんです。
一番困っていたのが、電話着信があった場合の着信音の鳴り方です。相手が電話をかけ、こちらがRakuten Linkで受話操作をするまでの間は、Rakuten Linkから着信音が鳴り続けてほしいのですが、数秒で止まってしまうのです(発信者が電話を切っていないにもかかわらず)。これだとせっかくかけてきてくれた電話に気付けません。
この問題は切り分けが難しく、Pixel 4だからダメなのか、発信者がRakuten Linkを使っていないときはもともとそうなのか、はたまたそれ以外の理由なのか、とにかくハッキリしません。Rakuten Linkアプリの設定画面にも、着信音絡みの項目はほぼ無く、頭を抱えております。
……と、ここまで書いておいて、念のため再確認しようとしたらRakuten Linkアプリに大幅アップデートがかかり、時事ニュースや楽天ペイ関連のタブまで追加されていました。しかも先ほど文句をつけた症状が修正された模様です。──いやぁ、このダイナミズムこそが、新興キャリアの魅力ですね!
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June 24, 2020 at 04:00AM
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楽天モバイル移行記その3~埼玉の自宅内でも通信圏内になった - ケータイ Watch
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