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「Anker Prime」は、アンカー・ジャパンのバッテリーや充電器の中で、上位の製品に位置づけられた高性能モデルを指す。2023年8月に発表されてから徐々に製品が増えてきた。今回、アンカー・ジャパンから「Anker Charging Base(100W)for Anker Prime Power Bank」が登場し、これまでとはひと味異なる便利さを備えたモバイルバッテリーと充電器のセットが出来上がった。早速その使い勝手をレビューしていこう。充電器は同社から借りたものである。
充電状況などを表示するバッテリー
Anker Prime Power Bankは、高出力のモバイルバッテリーだ。今回は12000mAhと20000mAhの2モデルの提供を受けた。
12000mAhの製品は「Anker Prime Power Bank(12000mAh,130W)」である。公式サイトの価格は1万2990円(税込み)。USB Type-C端子を2個備え、端子1つ当たり最大65Wで給電できる。2端子接続時にそれぞれ65Wで給電できるので合計最大130W出力が可能という。バッテリーも65Wで充電できる。
20000mAhの製品は「Anker Prime Power Bank(20000mAh,200W)」。公式サイトの価格は1万9990円(同)だ。USB Type-C端子を2つとUSB Type-A端子を搭載する。USB Type-C端子はそれぞれ100W、USB Type-A端子は65Wの出力に対応する。バッテリー自体への充電も100Wで、約75分でフル充電できる。
モバイルバッテリーなのでこのスペックこそが本来の特徴だが、注目したい別の特徴としてディスプレーが付いていることが挙げられる。これにより、各端子の給電状況がよく分かる。バッテリーを内蔵しないアクションカメラやミニPCを動かしているような場合などに便利だ。残量が数値でパーセント表示されるので、残量ギリギリまで無駄なく利用できる。よくあるランプ3~4個の表示のバッテリーだと、最後の1個だけになったらもう利用の中止を考えなければならなくなる。そこまで行ったらいつ切れるかはっきりしない。
パソコンに給電できるモバイルバッテリー
Anker Prime Power Bankシリーズには、記事執筆時点では未発売の27650mAhモデルを含めて3製品が用意される。非常に魅力的なバッテリーだが、やや重くて大きい。パソコンへの充電を主に使うユーザーに向いている製品だ。65W以上の大出力も、パソコンで使ってこそ価値がある。
からの記事と詳細 ( ケーブルなし充電が想像以上に便利、Anker Primeのモバイルバッテリー - ITpro )
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