筆者は、長らくドコモ回線をメインの音声通話・データ通信用の回線として使っていますが、街中でドコモのデータ通信が著しく低速になったり、本来は短時間で完了するはずのWebページの表示やSNSの更新で長らく待たされたりして困る機会が増えています。皆さんの環境ではいかがですか?
ITmediaの編集者と本稿のネタを打ち合わせる会場となった地下1Fのお店(JR四ッ谷駅付近の居酒屋)で、まさに「ドコモの5Gでデータ通信が正常に行えない」現象が発生しました。その時の様子は、アンテナピクトは5G接続中を示しながら、データ通信はAPN設定を誤った際などに表示されるエラーを示すアイコンとなったり、同じ場所で突然データ通信が無効となったりする……などです。
少し年代を遡って2010年代の終わり頃、4G LTEが全国各地で使えるようになった頃から、新幹線や特急列車などで移動中を含めて、多くの都市で一定水準以上の快適なモバイルデータ通信が利用できるようになりました。当時は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による自粛要請なども無く、全国各地を移動しながら、スマートフォンやモバイルWi-Fiルーターを使って非常に快適なモバイルデータ通信が利用できました。
そんな中、第1回目の緊急事態宣言が発出される直前の20年3月下旬に「超高速通信、低遅延、多接続」をうたう5Gサービスがスタートしました。4G LTEと同様に、まずは利用者の多い都市部からエリア化され、いずれ全国各地が5Gエリア化されてモバイルデータ通信がいっそう快適に使えるようになる……!と期待したのですが、サービス開始から3年が経過した今、ドコモのモバイルデータ通信における品質は残念ながら5Gサービス開始よりも低下しているようにも感じています。
からの記事と詳細 ( 「ドコモ回線がつながりにくい」モバイル通信も“インフラ”の時代にドコモで何が起きている? - ITmedia NEWS )
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