老後も健康でいたい人は、ゴルフクラブを持ってグリーンに出ると良いようだ。新たな研究から、心臓の健康を向上させるという点で、ゴルフはウオーキングやノルディックウオーキング(特殊なポールを用いたウオーキングによる全身運動)よりも優れていることが明らかにされた。研究論文の筆頭著者で、東フィンランド大学(フィンランド)生物医学/スポーツ・運動医学研究所のJulia Kettinen氏は、「ゴルフは体を動かす意欲を高め、あまり距離を意識せずに長く歩けるという点でも優れた運動方法である」と述べている。この研究は、「BMJ Open Sport & Exercise Medicine」に2月6日掲載された。
この研究では、ゴルフを行う65歳以上の健康な25人(男性16人、平均年齢68.4±4歳)を対象に、18ホールのゴルフコースを回った場合の心臓への効果を、6kmのノルディックウオーキングまたは通常のウオーキングと比較した。試験参加者の血圧、血糖値、コレステロール値を評価したほか、心臓モニターで心拍数を、手首に装着するフィットネスデバイスで運動による移動距離、持続時間、ペース、歩数、消費カロリーを追…
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