「超高齢社会の課題を解決する国際会議」(主催・日本経済新聞社、経済産業省)が21日、東京都内で開幕した。岸田文雄首相はビデオメッセージで「日本がめざすべきは健康長寿という個人の幸せの追求が、経済社会全体の活力につながることだ」と訴えた。高齢化のもとで持続可能な社会をどう構築していくか、産学官の有識者らが22日まで議論する。
会議は今年で4回目の開催となった。
首相は年齢に関係なく、希望に応じて意欲や能力を発揮できる環境整備が重要だと強調した。「国民全体がリスキリング(学び直し)に取り組む機運をしっかりと醸成していく」とも述べた。
政府の全世代型社会保障構築会議で座長を務める清家篤・日本赤十字社社長も登壇。若者を中心に社会を支え、高齢者は支えられる側だという考えを変えていく必要性を唱えた。「全世代で社会を支え、また同時に支えられていくという全世代型の新しい資本主義をつくっていく。その最も大切な主役の一人は高齢者になっていくだろう」との考えを示した。
22日はフランスのフランソワ・ブロン保健・予防相と日本医師会の松本吉郎会長が講演を予定する。
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