健康長寿サポート 住友生命の山中新支社長
今月1日付けで、和歌山市本町の住友生命和歌山支社に着任した山中斉(ひとし)支社長(51)。県内トップシェアの保険会社として県が掲げる「健康長寿日本一わかやま」への貢献を目指しています。
支社長としての着任は同支社が初めてだと言い「和歌山は歴史あり、自然あり、人も温かい。立派な和歌山城を前に身が引き締まる思い」と話しています。
最も力を入れて取り組みたいことは、「県民の健康寿命の延伸」。同社は2018年7月、保険商品とセットで入る健康増進型プログラム「Vitality(バイタリティ)」をスタート。日々の運動や健康診断など健康増進への取り組みをポイント化し、獲得したポイントに応じて保険料の割引やカフェチェーンの無料ドリンク券などの特典が受けられるもの。加入者の血圧や血糖値、LDLコレステロール値が下がるなど結果も出ています。「しっかりと心身ともに健康で豊かに老いていく長寿社会の実現は、日本全体が抱える非常に重要な課題。特に和歌山県民の健康寿命は全国的に見ても高くはない。その中で、県下トップシェアの保険会社として、1人でも多くの人が健康で過ごせることに一番貢献できる会社でありたい」と意気込みを語ってくれました。
「バイタリティ」の強みは、行動経済学に基づいて健康習慣をつくれること。「リスクに備え、リスクを減らす」ことで、保険事業を通じた健康寿命の延伸にもつながるといいます。ことし4月からは保険を契約しなくても体験できる無料版も開始しました。期間は1カ月。現在、バイタリティの県内加入者は約1万1000人(3月末時点)。これを今後5万人にまで引き上げたいとし、「私のモットーは『人と基本を大切に』。全ての出会いに感謝して、壁にぶつかったら常に基本に立ち返ることを大切にしています。着任した支社ではこれを基本理念に、『一人ひとりのより良く生きる』を実現できるよう尽力したい」と今後の展望を力強く語ってくれました。
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