東北楽天ゴールデンイーグルスの新球団社長に38歳の米田(こめだ)陽介氏が抜擢(ばってき)された。
米田氏自身も「驚いた」という就任劇。就任要請を受ける後押しになったのは、米田氏がビジネスにおいて大切にしてきたマインドだった。
楽天がパ・リーグに新規参入した2年後の2007年、大阪の大学を卒業して楽天本社に入社した。ネットショッピングの楽天市場で出店店舗のコンサルティング業に携わった後、19年から「社運をかけた一大プロジェクト」(米田氏)である楽天モバイルの基地局整備チームに登用された。
携帯電話市場は既存の大手3社がシェアを占めており、後発には厳しい状況だった。基地整備もうまく進んでいなかった。壁が多い中で、「組織でしっかりと動く」とチームの旗振り役として奮闘した。
そして、そのリーダーシップを買われた。転機は昨年の夏ごろ。楽天の三木谷浩史会長から告げられた。
「次のチャレンジをしてみな…
からの記事と詳細 ( 楽天モバイルから異例の転身「経験ない」 背中押した三木谷氏の言葉 - 朝日新聞デジタル )
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