過度の疲労を理由に入院し、退院後はテレワークで公務にあたっていた東京都の小池百合子知事が21日、約4週間ぶりに登庁し公務に本格復帰した。体調について「おかげさまで万全です」と回復ぶりをアピールした。
小池知事は、新型コロナウイルス対策を話し合う全国知事会のオンライン会議に出席するため登庁。終了後、報道陣の取材に応じ「医師のアドバイスもあり、体調の回復に努めてきた。ご心配をおかけし、誠に恐縮です」と説明した。
体調に関し「コロナや東京五輪・パラリンピック対策に全力で駆け抜けてきた。今はコロナが落ち着いており、この(静養の)時間を取ることができた」と説明。静養に充てた時間を「来年度の予算編成に向けて都政全体を大局的に見直す機会となった」と振り返った。
無免許運転で人身事故を起こし、所属会派都民ファーストの会を除名処分され、都議会から二度の辞職勧告を受けている木下富美子都議に対しては「今の状況を理解できない人ではないと考えている。出処進退について彼女自身が決することを確信している」と答えた。小池知事は都民ファーストの特別顧問を務める。
全国知事会議ではコロナ第6波への備えとして「協力金を支給する場合は国が財源措置をするべきだ」などとよどみなく説明した。
小池知事は6月にも過労を理由に9日間入院。10月27日に再び入院し、11月2日に退院した後は自宅で静養し、7日からはテレワークで副知事らと連絡を取った。コロナや、伊豆諸島に流れ着いた軽石などの対応で報告を受け指示を出していたという。(加藤健太)
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