コロナ禍も2年がたとうとするなか、仕事も遊びもやる気が起きない。……というか、なんか毎日ダルいし、カラダが重い。そんな倦怠感を払拭するには、どうすればいいのか?中年の日々を覆う“疲れ”を吹き飛ばす極意を探った! 今回は入浴法について。
風呂こそ無料で最高の健康サロン
「シャワーのみで済ますのは、それだけで楽して健康なカラダを手に入れる機会を失っている」と話すのは、入浴研究の第一人者で医学博士の早坂信哉氏だ。 「入浴の最大の利点は、体温上昇による“温熱効果”です。血流がよくなり、免疫細胞の活性化はもちろん、疲労物質をスピーディに回収し、栄養や酸素を全身にスムーズに供給します。また入浴は、交感神経から副交感神経に切り替えるスイッチ。オキシトシンが分泌され、多幸感に包まれます」 ほとんど毎日入浴している人たちは、週2回以下の人たちに比べ、心筋梗塞、脳卒中、要介護認定になるリスクが3割近く低いという。
激しく疲れたときは「温冷交代浴」が有効
「医学的に正しい基本の入浴方法は半身浴ではなく、『40℃の湯船に全身浴。延べ時間で10~15分』です。特に、疲労感が抜けないときに試してほしいのが『温冷交代浴』。3分間、40℃の湯船に浸かった後、洗い場でシャワーを使って30℃前後の少し冷たい水を手足に1分かける。これを3セット繰り返し、最後は湯船に3分浸かります。 よく『最後は冷たい水で』と言われますが、交感神経が刺激されて興奮状態に陥るし、体温が下がって血流も悪くなるのでNG。睡眠の質を高めるためにも、湯船で締めてください」 究極の入浴法は、最良の睡眠法でもある。 【医学博士 早坂信哉氏】 20年以上にわたって入浴の調査を行っている入浴研究の第一人者。著書に『おうち時間を快適に過ごす 入浴は究極の疲労回復術』(山と渓谷社)など <取材・文/週刊SPA!編集部> ―[疲れないカラダ]―
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