和歌山県串本町と第一生命保険(本社・東京都)が1日、町民の健康増進や子育て支援、高齢者支援、産業振興など幅広い分野で協力して取り組んでいくための包括連携協定を結んだ。同社が県内の自治体と同様の協定を結ぶのは6番目だが、紀南地方では初。まずは健康増進の分野から取り組んでいく予定という。 同社では地域との連携を強化して地域課題を解決していこうという取り組みを全国的に進めており、各地で自治体と連携協定を締結。紀南地方では昨年、新宮市と高齢者の見守りについての協定を結んでいる。 今回の協定で連携し協力するとしたのは、健康増進▽ワーク・ライフ・バランスの推進▽子育て支援・保育対策▽青少年育成・教育▽ライフプランサポート▽高齢者支援▽スポーツ振興▽産業振興・中小企業支援▽環境保全▽町政情報の発信▽その他地域社会の活性化や町民サービスの向上―に関することの計11項目。具体的には健康診断の受診促進から連携を始めるが、観光振興に向けた情報発信や物産のPR、高齢者の見守りへの協力といったことも検討していく予定という。 協定締結式は串本町サンゴ台の町役場であった。 第一生命保険の和歌山支社新宮営業オフィスの林田祥道オフィス長は「11項目のうち、まずは最初に健康増進の分野から、コロナ禍で健康診断やがん検診の受診率が下がっているということもあるので、健康診断の促進などでお力になれればとの思いでスタートしたい。今後さらに串本町を全国でPRできるような活動も一緒にしていきたい」とあいさつ。 田嶋勝正町長は「町民の健康増進や子育て支援、高齢者の支援、地域の活性化といったことについて協定を結ばせていただいたが、これから町として取り組んでいかなくてはならない項目がすべて網羅されている。コロナ禍とともに行政を運営するのは大変だが、皆さんのお力を借りながら町民のサービスの向上に傾注していきたい」と述べた。
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