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Saturday, February 6, 2021

健康志向 食の窓口に 4月、パトリアに相談室 - 中日新聞

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4月オープンの栄養相談室の前で「気軽に管理栄養士に相談できる場をつくりたい」と抱負を語る橋本良子さん(右)ら=JR七尾駅前の複合商業施設パトリアで

4月オープンの栄養相談室の前で「気軽に管理栄養士に相談できる場をつくりたい」と抱負を語る橋本良子さん(右)ら=JR七尾駅前の複合商業施設パトリアで

  • 4月オープンの栄養相談室の前で「気軽に管理栄養士に相談できる場をつくりたい」と抱負を語る橋本良子さん(右)ら=JR七尾駅前の複合商業施設パトリアで

管理栄養士・橋本さんら助言「気軽に利用して」

 七尾市がテナント誘致を進めるJR七尾駅前の複合商業施設パトリアに四月、管理栄養士が市民の食生活などの相談に乗る「KYE栄養相談室」がオープンする。住民グループ「チームKYE」が運営。普段は接する機会が少ない栄養管理のプロに話を聞き、各個人に適した料理や食事習慣を提案してもらえる。 (中川紘希)

 三階の一角に約二十平方メートルのスペースを借り、相談室を開設する。グループ代表の橋本良子さん(67)ら管理栄養士が市民の相談に乗る。平日の午前十時〜午後五時の営業だが、新型コロナウイルス感染拡大が続く間は予約制とする。相談料は一回五百円。

 橋本さんによると、管理栄養士への相談は、病院では高価になりやすく市役所では人員が少なく対応してもらいにくい。移動スーパー事業なども行う同グループは、市民が気軽に相談できる場をつくりたいと考え、昨年春ごろから市に相談していた。

 日本栄養士連盟県支部幹事長も務める橋本さんは「必要な栄養は人によって異なる」と指摘。若年層は肉類が多くなり野菜が必要だが、高齢者はタンパク質が不足する場合が多い。年齢層や体形、持病に応じた料理を発信したい考えだ。「能登は食材の宝庫。料理を楽しみ続けられるように栄養面や献立の助言がしたい」と意気込んだ。

 相談内容に応じて、同じパトリア内にある健康推進課や福祉課、医療機関への相談を提案し、「栄養相談の入り口」の役割も担いたいという。グループメンバーの県栄養士会能登支部長の山口節子さん(66)も「夫に持病があり『うちの食事はこれでいいのか』と不安を抱く人は多い。不安を解消するためにも気軽に利用してほしい」と話した。

 パトリアでは二〇一九年に運営会社が破産。市が施設を取得しテナント誘致などを進めている。市によると現在、学習塾や弁当店など十一店が順次オープン予定。

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