ソフトバンクは1日、格安スマートフォン「ワイモバイル」の料金プランを7月1日に改定すると発表した。料金は維持したまま、3プランのうち2つのプランで月間データ容量を使い切ったあとの通信速度を最大毎秒128キロビットから1メガ（メガは100万）ビットに大幅に向上する。楽天が参入し、KDDIグループも新料金プランを打ち出すなど携帯市場の環境が変わる中、使い勝手を高める。
「スマホベーシックプラン」のS、M、Rの3つのうちMとRのプランを改定する。両プランで月間の高速データ通信容量を使い切ったあとの通信速度を最大毎秒1メガビットにする。毎秒1メガビットは画質を落とせば動画も楽しめるくらいだ。月間のデータ容量は「スマホベーシックプランM」で従来の9ギガ（ギガは10億）バイトから10ギガバイトに増やす。「同R」は14ギガバイトを維持する。
「M」で月額税別3680円、「R」で同4680円の基本使用料は変えない。従来通りすべてのプランで10分以内の国内通話は無料となる。
格安スマホではKDDIグループのUQコミュニケーションズも「UQモバイル」で月間10ギガバイトのデータ容量を使い切ったあとの通信速度を最大毎秒1メガビットとする新料金プランを1日に導入している。（藤井太郎）
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June 01, 2020 at 11:55AM
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ワイモバイル、容量超過後の速度向上 - 日本経済新聞
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