2020年6月24日
第一三共ヘルスケア株式会社
人生100年時代 働く人を対象にした「健康とセルフケアの実態調査」
自身の健康を守るセルフケア、45.7%が実践できていない。
70歳になっても元気に働く自信がない人は58.4%。
セルフケアが実践できている人はOTC医薬品※を上手に利用。
休むべきときは休み、幸福度の高い生活を送っている。
※OTC医薬品とは、薬局やドラッグストアなどにおいて自分で選んで買える医薬品(要指導医薬品、一般用医薬品)のことです。
第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)は、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」という考え方が人生100年時代を迎えつつある日本において重要なテーマになることを見据え、20代〜60代の働く人、男女1,000人を対象に「健康とセルフケアに関する実態調査」を行いました。その結果、半数近くがセルフケアができていない一方、できている人は70歳まで元気に働く自信があると回答する割合が多く、仕事や生活が充実し、幸福度が高いことが分かりました。主な調査結果は以下の通りです。
①働く人の健康とセルフケアの実態:働く人の約半数はセルフケアができていないと感じ、自宅の常備薬の理解も不十分。
●自分自身の健康を守り対処する「セルフケア」。約8割がセルフケアの考え方に共感するも、セルフケアができていないと感じる人は45.7%。
●セルフケアができない理由は「多忙」「面倒」「お金がない」。「家事・育児で忙しい」を理由に挙げる共働き世帯は片働き世帯の3倍以上。
●セルフケアにかけるお金は1カ月平均4,697円。管理職が8,907円と最も高く、役職のない社員の3,000円台と大きな開き。
●自宅の常備薬、きちんと把握しているのは29.8%。男性、特に20代男性の多くは常備薬を持たない。上の年代ほど常備薬の種類が多い。働く人はセルフケアのために「OTC医薬品は役立つ」(75.2%)、「OTC医薬品の知識を増やしたい」(62.2%)と考えている。
②働く人の健康と勤務実態:有休を取らず体調不良でも仕事をする休み下手。 70歳まで働く自信が持てない人は約6割。
●有休取得日数は年間平均9.4日。1日も取らなかった「有休0日」の人は16.7%、上の世代ほど多い。
●体調不良でも休まない日本人。86.5%が体調不良でも出社することがある。
●仕事を休む基準となる体温を聞くと、38.0℃と回答する人が最も多い。
●体調不良でも出社するのは、「同僚に迷惑をかけたくない」 「仕事への責任感」などが理由。若手では女性が「同僚に迷惑をかけたくない」、男性が「評価に影響」と、気にかける点は異なる。
●人生100年時代 65.0歳まで働きたい、という回答が最多。
●70歳まで元気に働く自信がある人は36.6%にとどまり、ない人が58.4%と多数派。
●今後、働くことにおいて「健康がますます重要になる」と約9割が認識。
③セルフケアができている人の実態:セルフケアができている人は休み上手でOTC医薬品に詳しく、70歳まで働く自信あり。
●セルフケアができている人ほど、ワーク・ライフ・バランスが保たれている。また、OTC医薬品に詳しいと自認し、OTC医薬品を正しく使う割合も高い。
●セルフケアができている人ほど、70歳まで働く自信がある。仕事も趣味も生活も充実し、幸福度が高い。
withコロナ時代、働く上でのセルフケアの重要性ーフェミナス産業医・労働衛生コンサルタント事務所 石井りな先生の見解
●体調不良でも休まない時代は終わり、ニューノーマルの生活様式として、働く日本人には一層セルフケアが重要になる。
●仕事をコントロールできなくなっている状況を見直し、セルフケアにも意識を振り向けることで人生の充実にもつながる。
調査概要
■実施時期:2020年3月4日(水)~ 3月5日(木)
■調査手法:インターネット調査
■調査対象:全国の20代〜60代の働く男女1,000人
※詳しくはを添付の原文PDF リンクをご確認ください。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
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