米MicrosoftのXbox担当コーポレートバイスプレジデントを務めるサラ・ボンド氏は5月9日(現地時間)、米Bloombergがサンフランシスコで開催したBloomberg Techに登壇し、独自のモバイルゲームストアを7月にオープンする予定だと語った。
Xboxのモバイルゲームに関する計画について尋ねられたボンド氏は「30億人のゲーマーのうちの20億人がモバイルでプレイしており、その半数はクロスデバイスでプレイしているが、ゲーマー向けのストア体験は現在クロスデバイスで提供されていない」とし、「7月にモバイル体験をWebで開始する。まずはCandy CrushやMinecraftなど自社ゲームを展開し、その後パートナーにも広げていく予定だ」と語った。
ゲームストアアプリを立ち上げるのではなく、「Webで開始する」ことで、クローズドエコシステムに左右されずにすべてのデバイスや国で利用可能になるとボンド氏は説明した。
米GoogleはAndroidアプリを公式アプリストア以外からダウンロードすることを禁止していない。
だが、米Appleは3月、欧州圏内ではiOS向けのサードパティアプリストアでのアプリ提供を可能にすると発表したものの、欧州圏外での提供は認めていない。
MicrosoftのXboxモバイルゲームストア構想は、2022年に英政府競争規制当局に提出した文書で明らかになったものだ。
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