2024年01月10日12時23分
楽天モバイル(東京都世田谷区)の携帯電話基地局整備事業を巡り、同社から約98億円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた運送会社「TRAIL」(破産手続き中)社長、浜中治被告(50)の判決が10日、東京地裁であった。薄井真由子裁判長は、「巧妙で悪質な犯行だ」として懲役6年(求刑懲役9年)を言い渡した。
「裏金でぜーんぶ処理」 元部長、派手に散財―楽天モバイル詐欺
首謀したとされる楽天モバイル元部長佐藤友紀被告(47)や、業務委託先の物流会社「日本ロジステック」(千代田区)元常務の三橋一成被告(54)ら3人も起訴されている。TRAILは日本ロジステックから再委託を受けていた。
薄井裁判長は「浜中被告らは立場を悪用して金銭を詐取するスキームを作り上げ、隠蔽(いんぺい)工作により犯行を継続した」と指摘。「TRAILは計約4億2800万円の利益を得ており、浜中被告も相当の役員報酬を得たと推察される」と非難した。
判決によると、浜中被告は佐藤被告と共謀し、2021年7~10月、輸送費の名目で楽天モバイルに水増し請求。日本ロジステックの口座へ計約98億円を振り込ませ、詐取した。
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