総務省は、12月22日に「令和5年度第2四半期(9月末)の電気通信サービスの契約数及びシェア」を公表した。
携帯電話やモバイルブロードバンド(BWA)をあわせた契約数は、前期比+1.3%、前年同期比+5%の3億160万件(前年同期比5%増)となり、初めて3億件を突破した。このうち、携帯電話の契約数は2億1552万件で、前期比+1.3%、前年同期比+5%。
携帯電話サービスの契約数における市場シェア
移動体通信契約サービスの契約数における市場シェアは、NTTドコモが35.2%で前期比-0.2ポイント、前年同期比-1.1ポイントで、MVNOへの提供を含めると41.0%。
KDDIグループが26.9%で前期比および前年同期比で-0.1ポイント、MVNOへの提供を含めると30.6%。
ソフトバンクが20.5%で、前期比-0.1ポイント、前年同期比で-0.4ポイント、MVNOへの提供を含めると26.0%。
楽天モバイルは2.4%で前期比+0.1ポイント、前年同期比+0.2ポイント。
5G契約が8000万件を突破
世代別では、3.9~4世代(4G LTE)契約数が単純合算で1億2292万件で、前期比-1.8%、前年同期比-7.3%。
5G契約数は単純合算で8054万件で前期比+7.7%、前年同期比+40.1%となり大きく増加した。BWA(Broadband Wireless Access)は8602万件で前期比+1.3%、前年同期比4.9%。
MVNOの市場シェア
MVNO全体のシェアは、携帯電話契約全体の14.8%で前期比0.3ポイント増、前年同期比1.4ポイント増というもの。
契約数は3193万件となり、前期比+3.3%、前年同期比+15.7%となった。契約数が3万件以上のMVNOサービスの区分別契約数では、SIMカード型が1577万件、通信モジュール型が1141万件で、前期比+4.3%、前年同期比+16.4%となった。
SIMカード型の契約数における事業者別のシェア1位はインターネットイニシアティブ(IIJ)が20.4%で前期比+0.4ポイント、2位はNTTドコモ(旧NTTレゾナント)で11.3%、前期比-0.9ポイント、オプテージが8.9%で前期比-0.1ポイント、富士通が5.6%で前期比+0.1ポイント、イオンリテールが4.8%となった。
なお、OCN モバイル ONEを提供してきたNTTレゾナントは、7月にNTTドコモへ吸収されており、今回の取りまとめから、OCNの契約数がドコモのMVNO契約数として計上されている。
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