MMD研究所は、10月19日に「2023年9月MNOのシェア・満足度調査」の結果を発表した。対象はNTTドコモ、au、ソフトバンク、ahamo、povo、LINEMO、Rakuten最強プラン、Y!mobile、UQ mobileの利用者各300人。
予備調査の18〜69歳の男女4万人のうち、通信契約しているスマートフォンを所有している3万6331人を対象に、メインで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞いた。従来プラン、オンライン専用プラン、キャリアサブブランドを合わせた4キャリアの割合は90.2%で、ahamo、povo、LINEMOを合わせたオンライン専用プランの割合は9.1%、Y!mobile、UQ mobileを合わせたキャリアサブブランドの割合は17.9%となった。2023年2月の調査と比べるとオンライン専用プランは1.1ポイント、キャリアサブブランドは1.9ポイント増加している。
通信契約しているスマートフォンをサブ利用している4090人へサブ利用の通信サービスを聞いたところ、従来プラン、オンライン専用プラン、キャリアサブブランドを合わせた4キャリアの割合は84.4%。同様にオンライン専用プランの割合は14.2%、キャリアサブブランドの割合は12.1%となる。
メイン利用しているスマートフォンでMNOを利用している3万2787人を母数とし、MNO各サービス割合を求めて2023年2月調査と比較した。最も割合が増えたのはUQ mobileの0.9ポイント、次にahamoとY!mobileの0.5ポイントとなった。
通信契約しているスマートフォンを所有している3万6331人へ、NTTドコモとauの新プラン「irumo」「eximo」「auマネ活プラン」について聞いた。NTTドコモユーザーのirumo、eximoの認知は半数を超え、auユーザーのauマネ活プランの認知は45.2%となった。
MNOを利用している2700人へ利用サービスの総合満足度を聞いたところ、ahamoが最も高く736ポイント、LINEMOが735ポイントとなった。また、家族や友人に勧めたいかどうか10点満点の点数をつけ、9〜10点が推奨者、7〜8点を中立者、0〜6点を批判者とし、推奨者から批判者を引いたNPS(ネットプロモータースコア/顧客推奨度)算出した。サービス別のNPSはLINEMOが最も高く-7.0、次いでpovoが-11.3となった。
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