年始の習わしとして盲目の女性旅芸人、瞽女（ごぜ）が歌って回る「蔵開き門付け」が９日、新潟県長岡市の大手通りなどで行われた。伝承者の女性４人が角巻きとかさを身に着けて商店街を歩き、店先で祝いの唄を響かせた。
瞽女の歴史を地元で伝えていこうと、長岡市の瞽女唄ネットワークが主催し、今年で４回目。江戸時代の長岡には商家の蔵が並び、年末に閉じた蔵を１月１１日に一斉に開く「蔵開き」をしていたと伝わる。瞽女は...
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