某月某日、ぼくは美味しいものを毎日、少しずつ、時間をかけて頂くようにしている。その鉄則をご紹介しよう。
「父ちゃん健康、三つの鉄則」とは、
1,作りすぎない
2,食べ過ぎない
3,残さない
である。
「腹八合医者いらず」という言葉があるが、まさにそれが大事で、ぼくはさらに突き詰め「腹六合医者いらず」くらいを実践してきて、実際、今日まで、とくに食生活から来る大病というのはない。
特に最近は、素食にこだわっている。粗食ではなく、素食。
生きることの素になるような、生きる上で最低限必要な元素的な食べ物を自分ひとりの時には作っている。
まず、一番大事に考えているのは「ご飯」である。
辻家では鍋で米を炊くことが多い。
きちんと一時間ほど浸水させておけば、鍋なら十分で美味しいご飯が炊ける。
米粒一つ一つがごちそうになる。
これが同じお米かと思うくらい鍋で炊いたご飯の硬さ、艶、触感全部違うのである。
ぼくはフランスで暮らして長いけれど、やはり和食がどれだけ人間に適した食べ物であるかは、むしろフランスにいるからこそ実感できたことかもしれない。
そこで、基本は素食で健康を保ち、時々、カフェ飯などで外の世界を愉しむような食生活をおくっている。
年に一度はハンバーガーなども食べるけど、週に一度はカフェ飯も食べるけど、毎日は「ご飯」とそれを囲む「素食」たちという生活である。
「父ちゃん健康、三つの鉄則」を少し説明しておきたい。
1,作りすぎない
作りすぎることで人間は余計に食べてしまうし、無駄なものを出してしまう。
あえて作りすぎないことで胃袋への負担を減らすこともできる。
適度な空腹感が次の美味しいを生み出すコツでもある。
2,食べ過ぎない
ちょっとだけ食べること、よく噛んで、味わって食べることを心掛けるとバカ食いをすることもない。
大食いをしても、気持ち悪くなるだけだし、頭に満腹感が行き過ぎて、美味しいが麻痺してしまうことはもったいない。
食べ過ぎないことで、美味しさに余白が出来る。
これが健康を手に入れる一番の鍵にもなる。
3,残さない
上の、二つを実践出来れたら、あとは目の前のものは全部食べるよう心掛けている。
米粒一つ残さない。
作りすぎることがなければ、食べ過ぎることもないので、残すこともないのだ。
これが「鉄則」である。美味しいは胃袋の余白が生み出す。
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