エムスリー 余命と健康スコアを予測する健康指標「EBHS Life」を開発 企業、医療機関との提携も
公開日時 2022/11/01 04:47エムスリーは10月31日、生活者の余命と健康スコアを予測する健康指標「EBHS(Evidence Based Health Score)Life」を用いたサービス提供を開始すると発表した。EBHS を通じて生活者の健康行動を促進することで、健康経営に取り組む企業や受診者の生活習慣改善を目指す医療機関と連携し、企業の健康経営や生活者の健康改善などを支援する。
同社は、主たる事業ドメインに掲げる「疾病発症後の治療」に加え、「未病・予防医療分野」に重点領域を拡大した“ホワイト・ジャック・プロジェクト”に現在注力している。今回の「EBHS Life」(エビスライフ)もその一環で、プロジェクトとしては今回で第4弾となる。
「EBHS Life」は、健診や生活習慣データを用いて個々人の相対的な平均余命を科学的に予測。その値を元に健康状態を数値化(スコア化)する。余命をスコア化することで、従来の健康指標と比べ、生活者の健康に対する意識や行動変容に対する強い働きかけが可能となる。まずは、健康経営に注力する企業や、患者の生活習慣改善に取り組む医療機関等を中心にサービスを開始する方針で、一般企業、健保組合、健診施設、医療機関、生命保険会社、フィットネスクラブ等との提携や、個人向けサービスなどにも拡大することにしている。
なお、「EBHS Life」のアルゴリズムの開発にあたっては、医学統計的観点からUCLA医学部・公衆衛生大学院の津川友介准教授氏が監修した。津川准教授は、「EBHS は、健康診断結果や生活習慣の入力によって余命を推計し、ご自身の健康状態を認識できるシンプルな指標を目指した。今後もデータ収集を通して精度の向上を図っていきたい」とコメントした。
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