健康寿命の理想と現実は10年以上の開きがある―。こうした調査結果を、健康計測機器メーカーのタニタがまとめた。介護を受けたり、寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間である健康寿命の理想は男女ともに85歳を超えていた。同社は要介護状態になる一歩手前の「フレイル(虚弱)」を防ぐ取り組みが健康寿命の延伸につながるとしている。
調査は8月、全国の40歳以上の男女2500人を対象にネットで実施。
理想の健康寿命の平均は男性が85・55歳、女性が86・99歳。厚労省調査による実際の健康寿命(男性72・68歳、女性75・38歳)とそれぞれ10歳以上隔たりがあった。
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