新型コロナ感染者の全数把握の見直しなどが議論される中、神奈川県は自宅療養をしている人全員に対して行っていた健康観察について、高齢者など重症化リスクが高い人に限る運用を始めました。
将来的には廃止することも検討しています。
県はこれまで、感染者全員に連絡して症状を把握したうえで、すべての自宅療養者について、無料通信アプリ「LINE」や電話などで体調の変化を確認していました。
しかし、基礎疾患がない若者の重症化リスクが低いとされるオミクロン株の特性を踏まえ、先週からは健康観察の対象を65歳以上の高齢者と2歳未満のこども、それに基礎疾患がある人など重症化リスクが高い人に絞る運用を始めました。
対象にならない療養者については、体調が悪くなった場合に相談するための専用の連絡先を伝えることにしていて、いずれは健康観察自体を取りやめることも検討しています。
新型コロナをめぐっては感染者の全数把握の見直しなどについて議論が始まっていて、黒岩知事は「早く通常の医療の中で対応できるようにすべきだ。県が具体的なプロセスを示すことで国にも議論を促したい」と話していました。
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