米Microsoftは6月20日(現地時間)、AI校正機能「Microsoft エディター」の「Outlook」対応を拡充したと発表した。現在、以下のプラットフォームで利用できる。
- デスクトップ(Windows/Mac)
- モバイル(iOS/Android)
- Web(Outlook for web、outlook.com)
「Microsoft エディター」(Microsoft Editor)は、ユーザーが入力した文章をチェックしてスペルや文法のミスを指摘したり、より丁寧・明瞭な表現を提案してくれる機能。「Word」などの「Microsoft 365」アプリに組み込まれており、指摘箇所をクリックすると修正候補が選べる。
また、Webブラウザー向けの拡張機能としても提供されており、WebメールやSNSへの投稿、ブログの執筆などでも利用可能。基本的な機能は無償で提供されているが、より高度な機能にアクセスするには「Microsoft 365」サブスクリプションの購入が必要となる。
今回のアップデートで「Outlook」モバイルアプリがカバーされたことにより、外出先でメールを送るときにも「Microsoft エディター」のチェックを受けられるようになった。英語でメールを送らなければならない場面に直面しても、自信をもって文章を書けるだろう。もちろん、日本語にも対応している。
なお、モバイルブラウザーで「Outlook」を使用する場合は「Microsoft エディター」が使えないので注意。Windows標準の「メール」アプリも、現在のところ「Microsoft エディター」をサポートしていない。また、アカウントタイプによっては「Microsoft エディター」が利用できないことがある。
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