健康寿命の延伸を目指す島根県が取り組みの推進に向けた三つのキャッチコピーを定めた。減塩、野菜摂取、運動促進を掲げてPRし、機運を高める。
健康寿命の延伸は、県政運営の最上位計画「島根創生計画」に盛り込んでいる。国のまとめによると、2019年調査の島根県の健康寿命は、男性72・59歳(全国29位)、女性76・42歳(同6位)で、16年調査比の伸び率は全国平均を上回っている。
キャッチコピーは「あとマイナス1グラム!素材のおいしさに気付くかも!」(減塩)▽「あとプラス70グラム!しまねの野菜でいい調子!」(野菜摂取)▽「あと10分!あと1000歩!すきま時間に〝ちょいトレ〟チャレンジ」(運動促進)-に設定した。
21年度に県内7圏域でモデル地区を設定し、運動習慣や喫煙、塩分摂取などに関する調査を実施。結果を基に全世代での減塩、子育て世代と壮年期の野菜摂取、壮年期の運動を重点方針に定めた。キャッチコピーを描いたラッピングバスの運行などで周知を図る。
11日に島根県庁で開いた会議で丸山達也知事は「優れた生活習慣は財産だ。しっかり県民に浸透させていく」と述べた。
(白築昂)
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