2in1ノートPCといっても、前ページで紹介したような動画編集も軽々こなせる高性能モデルもあれば、コンテンツ視聴やゲームなどでの利用を想定したAV機能重視のエンタメモデル、スマホ感覚で気楽にタッチやペンで利用できるエントリーモデルまで、多種多様な機種が存在している。そのため、一般的なPCと同じように、あらかじめ自分が使う用途を想定し、それに合う機能を備える機種を選ぶことが重要だ。そこで、以下のような3つのシュチュエーションを想定し、それぞれに合ったおすすめ機種を紹介。選択時の参考にしてほしい。
「機種によって個性はかなり違います!」
PCライター 平澤寿康さん
現在のメインPCはタッチ非対応のノートPCだが、その前に2in1ノートPCを使っていたため、今でも気を抜くと画面に指が伸びてしまう。次は2in1に戻ろうかと思案中。
【選択肢 1】モバイルワーク用途として選ぶ
テレワークとオフィスワークを半々でこなすハイブリッドワーカーにおすすめなのが、『Surface Pro 8』と『レッツノート QV1』だ。両者は、リモート会議アプリとOffice系アプリの同時利用などを楽々こなせるほど処理能力が高い。アスペクト比3対2の縦長ディスプレイによる閲覧性の高さで、快適に仕事をこなせる。
軽量&長時間駆動で気楽に持ち出せる!
ビジネスモバイル用途に最適!
マイクロソフト『Surface Pro 8』14万8280円~
おなじみ『Surface』シリーズの最新モデル。従来機からディスプレイが大型化&高解像度化し、性能も大幅に強化。『Surface Pro Signature キーボード』や『Surface スリム ペン 2』といった新しい周辺機器も用意され、利便性も向上している。モバイル通信機能を内蔵するモデルも選択可能だ。
[活用ポイント]クリアな音声&映像でビデオ会議が快適!
フルHD撮影が可能な500万画素フロントカメラと、広範囲の音声をクリアにキャッチできる「Dual far-field スタジオマイク」を搭載。ビデオ会議の際には、クリアな映像と音声で快適に対応可能だ。
手書き機能をチェック!
『Surface スリム ペン 2』は4096段階で筆圧検知し、感触フィードバックにも対応。キーボード収納時に充電できるのは便利。平たい形状は好みが分かれるところ。
幅広い利用シーンに対応できる!
パナソニック『レッツノート QV1 CF-QV1LDMCR』オープン価格(実勢価格約30万8000円〜)
ディスプレイが360度開閉する仕様で、ノートPCとタブレットの両形状で使いやすさを実現。比較的コンパクトなボディーなので、電車や飛行機の小さなテーブルでも安定して利用できる。同シリーズでおなじみの優れた剛性を誇るなど、モバイルワーカーには見逃せない魅力が満載だ。
[活用ポイント]打ちやすいキーボードでスムーズに文字入力
通常のノートPCと同様に剛性に優れるキーボードは打鍵感が良く、軽快に入力可能。ディスプレイは好きな角度に固定でき、膝上で入力する際の使い勝手も上々。どこでも作業がはかどる。
手書き機能をチェック!
別売りの『アクティブペン CF-VNP024U』は入力時の感触がやや硬め。後方のクリップでポケットなどに固定できる。消しゴムと右クリックのボタンを用意。
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