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Friday, February 25, 2022

「心と体の健康はつながっている」…SNSの過度の利用でストレスの度合いを示す血中タンパク質が上昇 - Business Insider Japan

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さらにリーは、SNSで人々が行うことは、人間関係を維持や醸成に関連する傾向があると述べた。何十年もの研究で、社会的なつながりの質と量は健康に良い影響を与えることがわかっていると彼は付け加えた。

SNSの使いすぎはストレスと睡眠不足につながることから、研究者たちはSNSの利用と健康にはネガティブな関連があることを予測していたという。そしてそれは、友人や家族と過ごす時間や、運動する時間など、もっと健康的な活動に変えることができる。

研究者を驚かせたのは、これが血液中のCRPの量として、目に見える形で表れたことだという。

SNSがすべて悪いという意味ではない

リーは、この研究結果は一概にSNSがすべて悪いということを示しているわけではないと言う。

「例えば、他人とつながるために積極的にSNSを使う人はSNSの恩恵を受けているが、ただブラウズするだけで受動的に利用する人はそうではない。別の研究で、SNSの利用による影響は人によって異なることがわかっている」

また、自己肯定感が強い人はSNSの利用で恩恵を受けやすいが、自信が持てない人はそうではない。ネガティブな影響は、誰が、どのように、なぜ使うかに左右されやすいという。

「しかし、心と体の健康にはまぎれもない関連性がある」と彼は言う。

「だから、SNSの利用と心の健康に関するこれまでの研究から、身体的な健康への影響のヒントが得られる可能性に注目するべきだ」

この分野におけるこれまでの研究の大半は、心身が健康ではないときには、より多くの、あるいはより不健康なソーシャルメディアの利用につながることに重点を置いてきたとリーは言う。例えば、病気になったときにサポートを求めてソーシャルメディアにアクセスするように。

それはいずれも真実であると考えられるし、SNSを過度に使う人や対処方法として利用する人は、心身の健康が悪化するという負のサイクルが存在することを示唆しているという。だが、いずれの人々も結局はさまざまな理由でSNSに戻ってくるのだとリーは述べている。

[原文:College students who used social media 'excessively' made more trips to the doctor and had higher levels of a protein linked to cancer and cardiovascular disease, researchers say

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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