「国宝」霧島神宮 150メートルの列 初詣 コロナ収束、健康祈る 鹿児島 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

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願い事をする参拝者＝１日午前、霧島市霧島田口の霧島神宮

　国宝指定の答申を受けた霧島市の霧島神宮は１日午前、１年の健康や新型コロナウイルス収束を祈る多くの初詣客が訪れ、約１５０メートルの列ができた。

　４０分近く並んで参拝した福岡市の会社員前原洋史さん（４９）は２年ぶりに湧水町の実家に帰省した。「やっと帰って来られてうれしい。家族が健康に過ごせるようお願いした」

　鹿児島市の照国神社も同日午前、拝殿前に長い列ができた。市内の病院に勤務する理学療法士多田克史さん（４１）は「医師や看護師の大変さを日々感じている。コロナが収束してみんなが幸せになるようにと願った」と話した。

　霧島神宮は正月三が日の参拝を約２５万人、照国神社は２０万人以上を見込む。両神社とも両隣や前後との間隔を空けて並ぶよう感染症対策を取ったほか、分散参拝への協力を呼び掛けている。

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