「あしかが健康かるた」が11月、足利市生活習慣改善推進員連絡会と同市民の応募により完成した。(足利経済新聞) 【写真】「あしかが健康かるた」 1998(平成10)年結成の同会は、市内17地区に配置された推進員217人で構成する。アピタ足利店での「健幸フェスタ」、地区のウオーキングイベントでの体操や減塩指導のほか、公民館での講座などを定期的に開くボランティア団体。同会は2022年3月で活動を終える。 「みんなで楽しく健康づくりに取り組むきっかけ作り」を目的に、かるたの読み札を事前に推進員が考え、今年1月~3月に読札に合う絵札を市民から募集。737人から集まった絵札を推進員が選考し、完成した。足利で多く作られる「とちおとめ」や「織姫神社」(足利市西宮町)など、足利にゆかりのある札も並ぶ。今後は公民館などで、推進員によるかるたのイベントを行っていくという。 会長の初谷幸子さんは「自分は群馬出身だが県民に親しまれている『上毛かるた』のような地域に長く愛されるかるたを作りたいとずっと思っていた。ちょうど会の活動が終わる頃に完成でき、良かった。何年先までも使っていただけるようなかるたになれば」と期待を込める。 絵札が選ばれた市内在住の服部千佳さんは「コロナ禍の中、家族で家時間を過ごそうと子どもたちと応募した。かるたに選ばれたことはとてもうれしい。家族の思い出にもなって良かった」と話す。 市保健センター、公民館では無料で貸し出す。2022年3月、1セット1,000円で販売予定。
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