知っているようで知らない!?
身近なチョコレートが、健康や美容にもいいって知っていますか? その秘密は、主原料のカカオに含まれるある成分。効果を知ればチョコレートの魅力をより理解できるはず。効果に加え、4つの種類の違いやチョコレートに関するさまざまな資格も紹介します。
チョコレートの「カカオ」の効果
大人も子どもも大好きなチョコレート。カカオ豆を丸ごと使っているチョコレートは、他の食品と比較するとポリフェノールの含有量が高いのが特徴です。 この「カカオポリフェノール」には、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える働きがあり、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立つと言われています。また、加齢による細胞の酸化を緩和する「抗酸化作用」が高いのもポイント。 他にも、血圧の低下や、アレルギーの改善、脳の活性化などにもよいとされています。 ただし、カカオポリフェノールは、たくさんの量を体内にとどめておくことができない特徴から、一度のたくさん食べるのではなく、毎日少量ずつ食べるのが効果的です。 チョコレートの食べ過ぎは、カロリーオーバーになりかねません。ちなみに厚生労働省が指定する間食の適量は、約200kcaLで、一般的な板チョコのだいたい7割の量です。 さらにカカオには、ポリフェノールの他に「カカオプロテイン」も含まれていて、便秘を改善する効果もあります。 高カカオや低糖質のチョコレートを上手に取り入れれば、健康的にポリフェノールが摂取できておすすめです。
チョコレートの種類
今やコンビニやスーパーなど、どこでも手に入るチョコレートですが、実は、「チョコレート」「チョコレート菓子」「準チョコレート」「準チョコレート菓子」の4つにカテゴライズされています。どのような違いがあるのか、それぞれの違いを紹介します。 ■「チョコレート」と「準チョコレート」の定義 「チョコレート」と「準チョコレート」の大きな違いは、原料であるカカオの含有量、もしくは生地の一部に含まれる乳固形分の量で区別されています。 「チョコレート」は、カカオ分が35%以上、またはカカオ分21%以上で、かつ、カカオ分と乳固形分の合計が35%以上のチョコレート生地を全重量の60%以上使用したものです。 一方、「準チョコレート」は、カカオ分が15%以上、またはカカオ分7%以上で、かつ乳固形分12.5%以上の準チョコレート生地を全重量の60%以上使用したものです。 「チョコレート」の方が「準チョコレート」よりもカカオの含有量が多いため、カカオならではの風味と香りをより感じることができます。 ■「チョコレート菓子」と「準チョコレート菓子」の定義 続いて「チョコレート菓子」と「準チョコレート菓子」のそれぞれの定義を紹介します。 「チョコレート菓子」は、チョコレート生地が全重量の60%未満の加工品で、ナッツやビスケットなど、他の食材と組み合わせたものです。 「準チョコレート菓子」は、準チョコレート生地が全重量の60%未満の加工品で、同様にナッツやビスケットなどを組み合わせたものです。 一見すると違いはわかりませんが、パッケージの原材料に「チョコレート」表記がある製品を選ぶ方が、健康にも美容にもいいということですね。
からの記事と詳細 ( チョコレートは美容と健康に効果的!選び方とチョコレート博士になれる資格も紹介(ハルメクWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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