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上大岡トメの老いを楽しむ!生き方のタネ・16
イラストレーター・上大岡トメさんが老化について学び、50歳からを楽しむ生き方のアイデアを紹介する「老いを楽しむ!生き方のタネ」。1回2分で心と体をケアする「トメサイズ」第10回は、介護予防のための「大殿筋を鍛えるエクササイズ」を紹介します。
自分で見えない後ろ姿にこそ、これまでの人生が出る
前回「最期まで歩く」をテーマに、そのためにはどの筋肉を鍛えればいいか、という話をしました。クローズアップした筋肉は、4つありましたね。覚えていますか?(忘れちゃった人は、急いでトメサイズ9回目をチェック!笑) 今回はそのうちの2つ目、「大殿筋」を鍛えるトメサイズをご紹介します。 大殿筋は、カラダの表面にあり大きい、お尻の筋肉。「美しいお尻」は、ひとえにこの筋肉の働きにかかっています。 鍛えられた大殿筋は、ぷりっとした丸いお尻を作ってくれます。逆に、この筋肉が衰えてくると重力に逆らえずに垂れたお尻になって、足との境目すらなくなってしまいます。 年を重ねれば重ねるほど後ろ姿は大事だと、私は思います。鏡に映る正面の姿は自分で見えるから気にするけれど、後ろ姿は見えないので、無防備になりやすいものです。 だからか、後ろ姿ってこれまでの人生が出ますよねぇ。ひょお~っと、木枯らしが吹くような、寂しい後ろ姿にはなりたくないです。
あなたは大丈夫?大殿筋の健康度チェックリスト
……と言いながらも、私が大殿筋に期待するのは、見た目以上にその「機能」です。 以下の項目で思い当たる項目がある方は、大殿筋が黄色信号です。 バランスを崩すことが多くなった。 意外な場所で転ぶ、つまずく。 足がもつれやすい 立ち上がるとき、「よいしょ」とちょっと気合が必要 階段を踏みはずす 歩くと疲れる 大殿筋は、股関節の動きに大きく関係しています。 それゆえ、大殿筋の働きが落ちてくると、「あれ?思ったより足が上がらない!」ということになって、ちょっとした段差につまずくようになります。 そういえば、うちの高齢犬・マヤサン(15歳:人間でいうと80~82歳頃)も、最近階段を踏みはずすようになってきました。 老いていくのは、犬も人間も同じ。彼女と一緒に私も大殿筋を鍛えねば!と心を新たにしました。 みなさんもご一緒に大殿筋を鍛えましょう!
からの記事と詳細 ( 大殿筋を鍛えるエクササイズ!健康度をチェック&習慣の見直しを【上大岡トメのトメサイズ・10】(ハルメクWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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