毎年、梅雨に差し掛かるころから熱中症になる方が増え始め、夏にはピークを迎えます。しかし、中には熱中症にかかっても、医療費を気にして病院に行くことを後ろ向きに考える方もいらっしゃいます。 そこで、熱中症で医療機関を受診した場合に健康保険や医療保険が利用できるのかなど、熱中症と医療費について見ていきます。
熱中症は健康保険が適用される
日本では国民全員が何らかの健康保険制度に加入しています。自営業者やフリーランス、無職の方、それらの配偶者、扶養されている方であれば国民健康保険に、会社員やフルタイムのパート・アルバイトの方などは勤務先の健康保険に加入することが一般的です。 熱中症によって病院など医療機関で診察を受けた際の医療費は、通常の病気やケガで通院したときと同様に健康保険制度の適用対象となり、医療費について3割の自己負担で診察を受けることができます。 また、熱中症であっても一刻を争う際は、ためらわず救急車を利用することも大切です。救急車は行政が実施しているサービスであり、基本的には無料で利用することができます。
実際に医療費がどれくらいかかるのか?
熱中症が健康保険の適用対象になるとはいえ、実際にどれくらいの医療費が生じるのかは気になるところです。軽症で、その日のうちに帰宅することができるレベルであれば、点滴などの措置を受けたとしても8000円程度、余裕を持って1万円と考えればまず十分に事足ります。 ただし症状が少し重くなり、中程度から重症レベルにまで達して入院が必要となると、一泊二日でも8万円を超えるくらいの金額となることが想定されます。 なお、夜間や休日など救急外来受診となると、費用が一気に跳ね上がるためご注意ください。
熱中症は生命保険や医療保険の対象になる?
保険商品や契約内容、治療内容にもよりますが、熱中症により治療を受けたり、死亡した場合は加入している生命保険や医療保険の対象となることがあります。 ただ、損害保険の場合、多くは熱中症については対象外です。詳細については加入している保険商品の内容を確認したり、保険会社に問い合わせるようにしてください。
からの記事と詳細 ( 梅雨から夏にかけて増える熱中症。健康保険は適用できる? できない?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3rR8dZR
No comments:
Post a Comment