RKK熊本放送
旧熊本市民病院の解体を巡りこれまでに周辺の６世帯が健康被害を訴えていることが明らかになりました。 「６世帯の方が頭痛やのどの痛み、めまい、鼻づまり。ほこりとか（が原因）だと思いますけれども。そのような症状を訴えております」 ２８日の市議会で報告されたこれらの症状の原因とされているのが、、、 「リビングでテレビを見ていたんですよ床の底からドン！ドン！ドン！と３回（振動が）来るんですよ。もう耐えられない」（振動被害を訴える住民） 「粉塵が多いんですよ。向こうの方は振動、こっち側がかなり粉塵が舞っていた」（粉塵被害を訴える住民） 旧熊本市民病院の解体に伴う騒音や振動。 市によりますと解体現場近くのおよそ２００世帯のうち６世帯が健康被害を訴えたということです。 市は保健師を派遣し健康観察を行うとしています。 また今回の解体工事を巡っては鉄くずが住宅へ飛来した事案も報告されていて市の対応に厳しい声が議員からあがりました。 「命にかかわるようなけがにならなくて本当に良かったなとは強く思わないといけないと思いますよ。強く重く受けとめていただきたい」（紫垣正仁 市議） 市は今後、解体工法の見直しを検討していて住民の理解を得て工事を再開させたいとしています。
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