【パリ=岡田浩幸】テニスの四大大会の主催者は30日、同日にパリで開幕した全仏オープンで記者会見の出席を拒否した世界ランキング2位の大坂なおみ(日清食品)に対し、大会への出場停止など重い処分を科す可能性を警告する声明を共同で発表した。
大坂は27日に、大会規則で義務づけられている試合後の記者会見を「選手の心の健康を無視している」として、全仏の期間中は拒否することを表明。30日の女子シングルス1回戦で勝利後は記者会見に応じず、主催者は罰金1万5000ドル(約165万円)を科した。
声明によると、大会側は大坂に会見への出席を求めるとともに、健康状態などを確認し、支援したい旨を伝えたが対話は実現しなかったという。「すべての選手は平等で、他の選手が義務を果たす中で一人だけが拒否する状況は不公平」として、今後も違反行為を続けた場合は、今大会の棄権や今後の四大大会への出場停止など、より重い処分を科す可能性があるとした。
また大坂は主催者の声明発表後、自身のツイッターに「怒りは理解の欠如である。変化は人々を不快にする」と投稿した。
からの記事と詳細 ( 大坂なおみ、会見義務付けは「選手の心の健康を無視」…主催者「みんな平等だ」 - 読売新聞 )
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