仕事などで医療機関に足を運べない人にも気軽に健康状態を知ってもらおうと、青森市浪岡の市立浪岡病院は医療機器などを備えた車両を市内の会社や公民館に派遣し、簡易ヘルスチェックを行うサービスを始めた。今後、年に40回程度実施する。
同市浪岡地区では健康診断の受診率が市の平均値よりも低く、市は2019年から浪岡病院を中心に健康づくりのモデル事業を進めていた。
18日には、同市の自動車販売会社で簡易ヘルスチェックを実施し、従業員ら10人が受診。車両に搭載された体組成計などの医療機器を使い、運動機能や野菜摂取量の測定など7項目を検査した。また、保健師による健康相談や管理栄養士による栄養相談もあった。
同病院の長内哲史事務長は「これまで足を運んでもらえなかった人にも健康診断に参加してもらえるのを期待している。今後集めたデータをもとに新しいサービスも考えていきたい」と話した。
受診した男性(53)は「自分で病院まで行くのは面倒だが、来てもらえるのは便利。診断結果が数字で出たので、野菜不足などに気をつけたいと思う」と話した。【平家勇大】
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