JR東日本は、2021年3月から「モバイルSuica」をリニューアルします。複数枚のSuica発行、定期券購入時の経路表示の改善、異なるOSの端末へのSuica移行対応などのサービス拡充のほか、規定回数以上、同一運賃区間を利用するとポイント還元する新サービスも始まります。
モバイルSuicaユーザーがチェックしておきたい、3月からの「モバイルSuica」リニューアルについてまとめました。
▼3/1(月)~:利用回数でポイント還元!「リピートポイントサービス」開始
▼3/6(土)~:東海道・山陽新幹線ネット予約「EXサービス」拡充
▼3/13(土)~:IC入場サービス「タッチでエキナカ」提供開始
▼3/20(土)午前11時~3/21(日)午前7時:ログインが必要な全サービス一時停止
▼3/21(日)~:複数枚Suica発行、他OSへのSuica移行対応などアプリ更新
3/1(月)~:
利用回数でポイント還元!「リピートポイントサービス」開始
チェックポイント
- Suicaチャージ残高で在来線 同一運賃区間を月10回以上利用でJRE POINTを還元
- JRE POINTにあらかじめSuicaの登録が必要
- 2021年3月1日(月)より開始
- JR東日本、3月1日から「リピートポイントサービス」開始〜利用回数でポイント還元
- 複数人の乗車に対応したチケットレス乗車サービスなどサービス拡充
- エクスプレス予約ではモバイルSuica、モバイルPASMOなど交通系ICカード単独で利用可能に
- 2021年3月6日(土)より開始
- JR東海/西日本のEXサービス、来春からモバイルSuica/PASMOで乗車可能に
- モバイルSuica、Apple PayのSuicaで改札を通過し、2時間以内に出場すると入場券料金のみ引き落としに
- 首都圏、仙台圏、新潟圏の各駅在来線改札で利用可能
- 2021年3月13日(土)初電から開始
- モバイルSuica、Apple PayのSuicaが駅入場券のように〜JR東日本
- メンテナンス期間はアプリからの入金、定期券やグリーン券の購入・払い戻し、機種変更や再発行登録、退会なども不可
- チャージ済みの残高の利用のほか、現金チャージ、設定済みのオートチャージ、コンビニチャージ、ATMチャージは利用可能
- 2021年3月20日(土)午前11時~3月21日(日)午前7時
- JR東日本、3月21日に「モバイル Suica」をリニューアル
- Android版アプリをスマートフォン向けにリニューアル
- 「おサイフケータイアプリ」との連携でモバイルPASMOとの使い分けに対応
- 2021年3月21日(日)に提供予定
- JR東日本、3月21日に「モバイル Suica」をリニューアル
3月1日(月)より始まる「リピートポイントサービス」は、モバイルSuicaを含むSuicaの入金(チャージ)残高で、在来線の同一運賃区間を月に10回以上利用するとポイント還元されるサービスです。
対象エリアはJR東日本の在来線すべてのSuicaエリアで、あらかじめJRE POINTにSuicaを登録しておく必要があります。
同一運賃区間を月に10回利用すると、運賃1回分相当のJRE POINTが還元されます。月11回以上の利用で、1回ごとに運賃の10%相当のJRE POINTが還元される仕組みです。
例えば利用運賃が220円の場合、月10回を利用した段階で220ポイントが還元されます。月11回以降は、その利用回数ごとに22ポイントずつが還元されます。ポイントの還元時期は、その月の利用回数が10回以上に到達した翌週以降となっています。
ただし、定期券区間での乗車、モノレールSuica・りんかいSuicaでの利用、JRE POINTに登録していないSuicaでの利用はポイント還元の対象外となるためご注意ください。
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3/6(土)~:
東海道・山陽新幹線ネット予約「EXサービス」拡充
エクスプレス予約は交通系ICカード単独で利用可能に
チェックポイント
東海道・山陽新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「EXサービス」では、2021年3月6日(土)から、複数人で乗車する際のチケットレス乗車サービス、遅延が発生した列車の指定席予約・変更サービスなど、サービスが拡充されます。
エクスプレス予約では、交通系ICカード単独での利用が可能になります。これまで在来線から乗り換える際は、EX-ICカードと交通系ICカードを重ねてタッチする必要がありましたが、今後は交通系ICカードを指定すると、交通系ICカードのみでの乗車が可能になります。併せて、EX-ICカードと併用できなかったモバイルPASMOも対応します。
複数人で乗車する場合は、EXアプリで事前にICカードの指定が必要となります。
またダイヤに遅延が発生し、所定の発車時刻を過ぎた列車が乗車駅を出発していない場合は、EXサービスで該当列車の指定席予約・変更に対応します。
このほか訪日外国人向けには、QRコードで乗車可能になるサービスも提供開始されます。
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3/13(土)~:
IC入場サービス「タッチでエキナカ」提供開始
チェックポイント
2021年3月13日(土)より、IC入場サービス「タッチでエキナカ」が提供開始されます。モバイルSuicaやApple PayのSuicaで自動改札機を通り、2時間以内に出場した場合は入場券料金のみの引き落としとなるサービスです。
入場券料金は電車特定区間の駅では140円、それ以外の駅は150円で、利用できるエリアはJR東日本Suicaエリアの首都圏、仙台圏、新潟圏の各駅在来線改札です。自動改札機のみの対応となり、簡易改札機や新幹線改札機は対応していないため、新幹線改札内への送迎等の入場には、引き続き入場券の購入が必要になります。
このサービスを利用可能な交通系ICカードは、モバイルSuica、Apple PayのSuica、Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca(マナカ)、ICOCA、PiTaPa、nimoca、SUGOCA、はやかけん、他社アプリで発行されたSuica、モバイルサービスのPASMOで、仙台圏ではicsca(イクスカ)も利用できます。
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3/20(土)午前11時~3/21(日)午前7時:
ログインが必要な全サービス一時停止
チェックポイント
3月21日(日)に予定されている「モバイルSuica」の各種リニューアルに伴うメンテナンスのため、3月20日(土)午前11時~3月21日(日)午前7時の期間は、ログインが必要なすべてのサービスが一次停止されます。
メンテナンス期間中は、購入済みの定期券、グリーン券の利用や、すでに登録済みの連携サービスの利用は可能。チャージ済みの残高の利用や現金やコンビニ、ATMでのチャージは可能ですが、アプリからのチャージなどは利用できないためご注意ください。
JR東日本は注意点として、メンテナンス中のiPhone、Apple WatchのWalletアプリから機種変更、サーバー退避、Suicaの削除を行わないよう案内しています。
またメンテナンス終了後は、iOS端末、Android端末ともにアプリのアップデートが必要になります。メンテナンス終了後も、アプリストアからのアプリ配信タイミングにより、モバイルSuicaが利用可能になるまで時間がかかる可能性があります。
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3/21(日)~:
複数枚Suica発行、他OSへのSuica移行対応などアプリ更新
チェックポイント
メンテナンス明けの2021年3月21日(日)には、主に「モバイルSuica」のAndroid向けアプリを中心とした、さまざまなアップデートが予定されています。すでにiOS/watchOSでは対応している複数枚のSuica発行に対応するほか、定期券購入時の経路表示の改善、タッチでGO!新幹線の利用開始登録、異なるOSへのSuica移行ができるようになります。
また「おサイフケータイアプリ」と連携すると、モバイルSuicaとモバイルPASMOを使い分けできるようになります。
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