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Saturday, November 14, 2020

マクドナルドや吉野家を下支え 「モバイルオーダー」一気に拡大(日経クロストレンド) - Yahoo!ニュース

 日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の7位に「モバイルオーダー」が選ばれた。スマホで注文できる手軽さと、コロナ禍で他人との接触を極力避けたいという消費者心理に応え、利用が一気に拡大した。 【関連画像】ケンタッキーフライドチキンは10月に、モバイルオーダーした商品を完全非接触で受け取れる「ピックアップロッカー」を試験導入 ●【7位】「モバイルオーダー」 注文から決済まで非接触でスムーズ 新様式がコロナ禍の飲食店を救った  家での食事も飽きたが、かといって飲食店で食べるのは感染リスクが不安。コロナ禍でそう考えた人々が、様々な店舗のテークアウトを積極的に活用。その過程で、スマホで注文できる「モバイルオーダー」が市民権を得た。  通常ファストフードの「持ち帰り」は、レジに並んで注文し、出来上がりを混雑した店内で待つなど、コロナ禍ではできれば避けたい行動だった。これが「モバイルオーダー」なら、事前にメニューを指定して注文しておけば、来店時に出来たてをすぐに受け取れる。事前に決済するためにはクレジットカードやスマホ決済などが必要なので、キャッシュレス化も進む。子供連れにとっては、自宅や車内で注文を送信して取りに行くだけ、というのが思いのほか快適。このスピードと手軽さが消費者の心に刺さり、利用が一気に拡大した。  モバイルオーダーでコロナ禍を切り抜けたと言っても過言ではないのが、ハンバーガーチェーン「マクドナルド」。2020年1月に全国約2700店に本格展開すると、専用アプリ「モバイルオーダー」(現在は配信終了し、公式アプリに機能統合)の月間アクティブ利用者数(MAU)が増加。19年12月から20年2月にかけて、2.3倍へと跳ね上がった(フラー調べ)。

“おもてなし”も進化

 また4月に全約1130店でモバイルオーダー対応を終えたケンタッキーフライドチキンの場合、ドライブスルーやデリバリーも含めると、売り上げの約9割まで持ち帰り比率が高まったという。  この2社は4~5月、既存店売上高が前年を上回った。営業時間短縮などを余儀なくされていたにもかかわらず、テークアウト中心で売り上げを伸ばすことができたのは驚異的だ。  2月に全国約1000店でモバイルオーダーをスタートさせた牛丼チェーンの「吉野家」も、同時期に通常3割のテークアウト率が7割程度まで上昇した。受け取り時に店頭で決済する必要はあるものの、それでも売り上げを下支えした。  モバイルオーダーの導入が、結果として飲食店における“おもてなし”を向上させた点も見逃せない。例えば前出のマクドナルドでは、モバイルオーダーを店内での注文にも利用できるようにした。カウンターに並ぶことなく席に座ったら、自分のスマホでメニューを選んでテーブル番号を指定して決済。するとカウンターに取りに行くことなく、クルーに運んできてもらえる。テーブルオーダーの仕組みは、牛丼チェーンの「すき家」なども導入済みだ。  モバイルオーダーの裾野は、個店にも広がっている。「menu」「Uber Eats」「食べログ テイクアウト」「LINEポケオ」といったテークアウト対応店を検索・注文できるアプリの運営会社には、個店からの出店要請が相次いだ。LINEポケオだけでも、5月に2800店舗以上が対応店として加わった。年末にかけてまだ増えそうな勢いだ。アフターコロナでは、モバイルオーダーによって行列が“絶滅”するかもしれない。

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November 15, 2020 at 09:00AM
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