Pages

Wednesday, August 12, 2020

ついに本気を出す楽天モバイル 「21年3月末」に真の正念場を迎える理由(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

楽天は2020年度第2四半期決算説明会で、楽天モバイルの基地局建設について計画を前倒して進めていくと説明。 【全画像をみる】ついに本気を出す楽天モバイル 「21年3月末」に真の正念場を迎える理由 楽天としては基地局が増えれば、ユーザーにより価値のあるサービスを提供でき、KDDIへのローミング代の支払いも減る。 ただし、人口カバー率70%を超えた時点で、KDDIとローミング契約に関する“見直し”が発生することになる。 楽天モバイルがつい本気を出し始めた。 参入表明当初から懸念材料として多方面から指摘されていた「ネットワーク構築」に目処が立ったのだ。 8月11日に開催された同社の決算会見で、三木谷浩史会長兼社長が「基地局ではご心配をおかけしたが、爆発的なスピードで建設が進んでいる」と自信を見せたのだ。

当初より前倒しで進行する基地局開設計画

当初、楽天モバイルは総務省に「2026年3月末までに人口カバー率96%を目指す」という計画を提出していたが、すでに2020年6月末現在で5739局が開設済みであり電波も発射済みという。また「すでに建設が完了している基地局が1万局以上あるが、NTT回線との接続を待っている基地局が非常に多い」(三木谷氏)とのことだ。 楽天モバイルは2021年3月末に人口カバー率70%、2021年夏までに人口カバー率96%に到達すると発表した。この96%という数字は総務省に提出した開設計画を5年も前倒して完了させるものであり、業界関係者からは驚きの声が上がった。 三木谷氏は、 「(基地局建設は)都市部が一番難しいとされるが、そこを乗り切ったのが大きい。KDDIにはローミング費用を支払わないといけない。ユーザーには(KDDIローミングエリアのデータ容量を)5GBまで無料で提供しているが、自社基地局が広がれば完全なアンリミットになる。マーケティング的には非常に大きい」 と胸を張る。

KDDIへの「ローミング代」は年間最高900億円?

実際、楽天モバイルにとってはこのKDDIに対するローミング費用が重しになっており、経営の足を引っ張っている。 現在、300万人まで1年間、月額2980円を無料で提供するキャンペーンを実施中だが、楽天モバイルの基地局以外の場所で使った場合、KDDIのネットワークにローミングして通信している。 ユーザーは5GBまで無料で利用できるが、楽天モバイルはKDDIに対して、1GBあたり約500円を支払っている。つまり、ユーザーからは1円ももらっていないのに、楽天モバイルは1ユーザーあたり最高で毎月2500円の出費を余儀なくされるのだ。 仮に現在、申し込みがあったとされる100万人全員がKDDIローミングを5GB使い切った場合、毎月25億円。1年間に換算すると300億円が楽天モバイルからKDDIに流れる計算になる。 しかも、キャンペーンは300万人を上限としてるので、その3倍、最高900億円が無収入に関わらず、支出として出ていく計算になるのだ(実際は5GBまで使わない人も多く、そこまでの金額にはなりそうもないが)。 前回の決算会見で三木谷氏は「年内に300万契約を目指す。損益分岐点は700万契約であり、早期に達成したい」と息込んでいた。しかし、エリア整備が進んでいない状態で加入者を増やしても、KDDIへのローミング費用がかさむことから、今年度の契約者は「程良きところにしたい」(三木谷氏)とトーンダウンしていた。 一刻も早く全国ネットワークを構築し、KDDIへのローミング費用をできるだけ抑えられる状態になったタイミングで、三木谷氏は「第2弾のロケットを打ち上げていく」とした。

Let's block ads! (Why?)



"モバイル" - Google ニュース
August 13, 2020 at 06:12AM
https://ift.tt/33UfnTm

ついに本気を出す楽天モバイル 「21年3月末」に真の正念場を迎える理由(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース
"モバイル" - Google ニュース
https://ift.tt/2P0XHh5
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment