楽天は、宇宙からスマートフォンに直接4G・5G回線を提供する「AST＆Science」（以後AST）と資本業務提携。リードインベスターとして20%出資したと明かしました。ASTは今回英ボーダフォンからも出資を受けていて、資本金は累計で約140億円となります。
「AST」は、多数の小型衛星を地球低軌道上に飛ばし、低遅延の衛星通信の提供を目指す米国テキサス州のベンチャーです。
他の衛星通信との違いは、人工衛星から直接スマートフォン点です。従来の衛星通信は専用の携帯電話が必要だったり、地上の基地局を経て端末に繋がっていました。一方のASTは専用の機器不要で、スマートフォンに対して人工衛星から直接4G・5Gネットワークを提供します。
三木谷社長は『ASTは衛星から直接スマホに繋がる。なにも新しい機器はいらない』とコメント。ASTを使ったサービスを楽天モバイルで早期に導入し、全国津々浦々のエリア展開をめざすとも述べました。
なお、ASTは2019年4月に試験衛星を打ち上げた段階。仮に実現するとしてもある程度の時間がかかりそうです。なお、試験衛星は米FCCの実験用ライセンスを取得しており、今後数年間にわたって地球低軌道を周回します。
（更新中）
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March 03, 2020 at 01:55PM
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楽天モバイル、宇宙から直接スマホに通信提供 100%全国カバーめざす - Engadget 日本版
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