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Saturday, May 4, 2024

実際どーなの?“のぞみ&ひかり”グリーン車の「モバイルオーダーサービス」体験記 - レイル ラボ

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ニュース画像:N700系新幹線 2024年01月18日撮影 - 「実際どーなの?“のぞみ&ひかり”グリーン車の「モバイルオーダーサービス」体験記」
N700系新幹線 2024年01月18日撮影

©レイルラボ norikadさん

JR東海は2023年10月31日をもって、東海道新幹線の「のぞみ号」と「ひかり号」で行っていたワゴンカートによる車内販売を終了しました。翌11月1日からは、東京〜新大阪間の「のぞみ号」と「ひかり号」グリーン車に限定して同等サービスとなる、「モバイルオーダーサービス」を開始しています。

普通車指定席(7号車 S Work車両含む)・自由席利用の場合、車内販売の終了により駅売店などで飲み物や食べ物を予め調達する必要があります。この点はサービス簡素化の影響を受けますが、グリーン車利用の場合はむしろこれまでよりもサービス性は向上しています。新サービス導入から約半年、実際にそのサービスを体験してみました。

ニュース画像 1枚目:N700S グリーン車座席
N700S グリーン車座席

©レイルラボ ニュース

グリーン車指定席の座席につくと、まず目に入るのがグリーン車用雑誌「Wedge」「ひととき」と共に座席ポケットへ備え付けられた案内リーフレット。「モバイルオーダーサービス」を利用するには、このリーフレットにあるQRコードを自身のスマートフォン・タブレットなどで読み取る必要があります。

ニュース画像 2枚目:座席ポケットに備え付けられた案内リーフレット
座席ポケットに備え付けられた案内リーフレット

©レイルラボ ニュース

ニュース画像 3枚目:グリーン車向けの車内サービス案内リーフレット
グリーン車向けの車内サービス案内リーフレット

©レイルラボ ニュース

読み取るとブラウザが立ち上がり、「モバイルオーダーサービス」メニュー画面が表示されます。ここから、飲み物か軽食を選択すると以下のように写真付きで購入できる商品が表示され、ネットショッピングと同じ要領でカートに追加していきます。購入したい商品を確定させると、乗車中の列車番号(数字のみ)と、座席位置、降車駅を入力して注文すると、パーサーが座席まで商品を届けてくれ、ここで現金または交通系電子マネー(Suicaなど)で決済します。

ニュース画像 4枚目:モバイルオーダーサービスの飲食メニュー
モバイルオーダーサービスの飲食メニュー

©レイルラボ ニュース

ニュース画像 5枚目:モバイルオーダーサービスの注文画面
モバイルオーダーサービスの注文画面

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少し面倒に思う方もいるかも知れませんが、いつ来るかわからない車内販売のワゴンカートを待つ、また焦って注文する必要がないのは大きなメリットです。自席でじっくりと商品を選び、自分のタイミングで商品を配達してもらうことができるサービスはとても有用に感じます。

ニュース画像 6枚目:モバイルオーダーサービスで購入した通称「シンカンセンスゴクカタイアイス」
モバイルオーダーサービスで購入した通称「シンカンセンスゴクカタイアイス」

©レイルラボ ニュース

「モバイルオーダーサービス」以外に、全ての東海道新幹線グリーン車(こだま号含む)で利用できるのが「サポートコールサービス」です。車内販売ではありませんが、追加のおしぼりや雑誌「Wedge」「ひととき」のリクエスト、座席に関することなどの相談を行うことができます。これも同様に専用のQRコードから、自身の端末を操作して利用します。この場合は、パーサーまたは車掌に座席まで尋ねて来てもらうことができます。

車内販売終了前よりも手厚いサービスを受けることができる、東海道新幹線のグリーン車指定席。普段、利用する機会が少ない方もぜひ新しいこれらサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

ニュース画像 7枚目:ひざ掛けのサービスも継続中
ひざ掛けのサービスも継続中

©レイルラボ ニュース

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