「さっぽろ雪まつり」で札幌を訪問、その後東京に戻ると、モバイルWi-Fiルーターの「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」が、普段入れてあるハズの、リュックの左右ポケットに見つかりません。
「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」は2021年4月に発売され、発売されてから約3年間、外に持ち出す際にはリュックの左右ポケットのどちらかを定位置にして使っていましたが、これまで一度も落下したことが無かったので、最初は「家のどこかにあるだろう」と思っていました。
しかし、札幌から戻って数日間探してもまったく見つからなかったため、もしかして、札幌で落としてしまったのかな? と思い、宿泊したホテルや、移動の際に利用したタクシー会社、航空会社など確率が高そうな場所から順番に問い合わせることに。
このとき、タクシー会社への落とし物・忘れ物の問い合わせで役に立ったのは配車アプリの利用履歴です。利用履歴から利用した会社を確認のうえ、落とし物・忘れ物を電話で問い合わせることができます。
現地での移動に使ったタクシーをすべて問い合わせが終わりましたが、発見の連絡はありません。「うーん、もしかして雪まつり会場で落としたのだろうか」と思い、主催者に連絡して「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」の特長を「外見はスマホに見えますが、ケースはなく中身はWi-Fiルーターで、背面にGalaxyのロゴが……」などを電話口で伝えると、それと思われるものが見つかったという報告が。
筆者が落とした「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」は、スワイプ操作でロックが解除できる状態だったため、その場で電話番号を確認してもらい、筆者が落としたものであることを確認していただき、無事に手元に帰ってきました。収得して届け出していただいた方、保管していただいた皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。
さて、「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」は無事に手元に戻ってきましたが、ここでふと思ったことがあります。それは、Androidスマートフォンには「デバイスを探す」機能があり、端末を落とした後でも、電波と電源さえあれば紛失したデバイスの位置を特定したり、データを消去したりできます。
また、Galaxyスマートフォンはサムスン独自の「SmartThings」アプリに「Find(探す)」機能があり、スマートフォンだけでなく、スマートウォッチ、Galaxy Buds(イヤホン)、タブレットなどの位置情報を確認できますが、モバイルWi-Fiルーターについてはどちらの機能も対象外のため、遠隔で位置情報を取得する方法がありません。
仕組みから言えば、Galaxy Budsなどデバイスそのものには位置情報を取得する方法がなくても、最後に通信したデバイス(スマートフォンなど)の位置情報を記録し、リモートで検出することは難しくなさそうです。
モバイルWi-Fiルーターはスマートフォンやタブレットと比べると本体価格が割安かつ、端末側にも第三者に取得されて困る情報がほとんどありません。ある意味では「無くしたら買い替えればいいか」と割り切りもできますが、紛失した際に探す手間を省いたり、資源の有効活用の視点からは、「探す」系の機能をサポートしてくれたら嬉しいところです。もちろん、そもそも無くさないのが一番ですが。
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