オープンシグナル(Opensignal)は、世界約40のモバイル市場でのモバイル・ユーザーの信頼性体感を調査した「Opensignal グローバル信頼性体感レポート」を発表した。
「信頼性体感」とは
信頼性体感は、ユーザーがモバイル・ネットワークにどの程度安定して接続し続けられるか、また、ネットワーク接続中にEメールやビデオの視聴、ナビゲーション・アプリの使用など一般的な作業を継続できるかどうか測定する。
日本と韓国が2位
Opensignalの信頼性体感スコアは、100~1000点満点で計算される。1位はデンマークで934点だった。日本と韓国は913-914点で統計的に同点で2位となった。
地域別は、「中東および北アフリカ地域」ではトルコ、「北米」では米国、「ラテン・アメリカ」ではチリが首位となった。東アジア市場は、日本と韓国が世界2位で、台湾も世界トップ10に入っている。
信頼性体感スコアの傾向
モバイル顧客の成長率が高い市場は、成長率が低い市場より信頼性体感スコアが低い傾向にあるという。
これは、急成長する新興市場のオペレーターが、急速に拡大する顧客ベースの容量とカバレッジのニーズに対応するのに十分な速さでネットワーク・インフラを構築できていないことが原因であるとOpensignalは分析している。
米国世帯調査の結果は?
Opensignalの米国世帯調査によると5万5322人の回答者のうち、19%が信頼性を重要な側面だとしているのに対し、アップロード/ダウンロード・スピードを重要な側面だとしたユーザーは7%だった。
Opensignalでは、通信速度よりも、信頼性の高いネットワークを重要とするユーザーが多いとしている。
からの記事と詳細 ( モバイル通信の信頼性が高い国はどこ? Opensignalの調査、日本は2位に - ケータイ Watch )
https://ift.tt/wo46rpq
No comments:
Post a Comment