MMD研究所は、3月9日に「2023年2月MVNOのシェア・満足度調査」の結果を発表した。予備調査では18歳〜69歳の男女4万人、本調査ではMVNOを利用している18歳〜69歳の男女900人を対象とし、調査期間は2月3日〜2月6日。
通信契約しているスマートフォンを所有している3万6560人へ、メインで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞いた。MVNOを契約している割合は9.7%で、2022年9月の9.9%から0.2ポイント減少している。
メイン利用のスマートフォンでMVNOを契約している3548人が契約しているサービスは「OCN モバイル ONE」が18.4%、「楽天モバイル」が16.5%、「mineo」が13.3%となった。MVNO6サービスの割合の推移を見ると、2022年9月と比べてOCN モバイル ONEが1.2ポイント、イオンモバイルが0.7ポイント増加している。
予備調査からMVNO6サービスを利用している各150人、計900人を抽出して利用しているサービスの総合満足度を聞いたところ、イオンモバイルが754ポイントでトップ、次いでmineoが747ポイントとなった。
家族や友人に勧めるかどうか10点満点の点数をつけるNPS(ネットプロモータースコア/顧客推奨度)を算出したところ、9点から10点をつけた推奨者が15.7%、7点から8点をつけた中立者は46.7%、0点から6点をつけた批判者は37.7%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-22.0となった。サービス別のNPSは、mineoが-9.3で最も高く、次いでイオンモバイルが-14.0となった。
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