福島医大放射線医学県民健康管理センターは3月4日午前9時から、福島県福島市の福島医大福島駅前キャンパスで東京電力福島第1原発事故に伴う県民健康調査をテーマにしたシンポジウムを開く。10年間の調査で得られた科学的知見を発表する。
「ともに考える福島の健康・暮らし・未来」をテーマに、2部構成で国内外の専門家が講演する。第1部は10年間の調査の成果として、12月に発刊された日本疫学会誌別冊「福島特集号―東日本大震災後の10年」の内容などを紹介する。
第2部は科学的情報の効果的な情報発信の在り方、原発事故に伴う風評被害の現状・課題などを考える。
2月26日までの事前申込制で、誰でも聴講できる。県民健康管理センターのウェブサイトまたはファクスで申し込む。会場は定員75人で、応募者多数の場合は抽選となる。
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県民健康管理センターの神谷研二センター長は取材に「どうすれば科学的情報を正しく伝えられるかを考え、内容を構築した。成果を幅広く国内外の皆さんに知ってほしい」と呼びかけた。
シンポジウムで座長を務める大平哲也健康調査支援部門長、田巻倫明リスクコミュニケーション室長が同席した。
からの記事と詳細 ( 福島第1原発事故に伴う県民健康調査で国際シンポ 3月4日、福島県福島市 - 福島民報 )
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