盛岡市はフェイスブックを運営する米IT大手メタの日本法人(東京)と連携し、福祉施設にいる高齢者がVR(仮想現実)の技術で、市内を旅行するかのような体験ができる「未来の福祉プロジェクト」を始める。市内の観光名所や懐かしい街並みを映像で楽しむことで、心身の健康増進につなげる。同市と神戸市で先行して取り組み、効果が確認されれば全国への拡大も視野に入れる。盛岡市は福祉以外の分野への応用も今後検討する。
同法人は今後、映像の撮影に協力してくれる活動的な高齢者を募集する。市内でワークショップを開き、360度カメラの操作方法を教え、観光名所や文化財、商店街、地域イベントなどを撮影してもらう。撮影対象は市と同法人が協議し、選定する方針だ。
編集加工した映像は、足腰が弱く旅行などが難しい福祉施設の高齢者にVRゴーグルで見てもらう。顔の動きに合わせて360度の映像を見ることができ、まるで自分がその場に行ったような疑似旅行を体験できる。
からの記事と詳細 ( 高齢者がVRで盛岡を旅行体験 福祉施設で提供、健康増進図る - 岩手日報 )
https://ift.tt/ZirRmja
No comments:
Post a Comment