火の神を祭る浜松市中区三組町の浜松秋葉神社(袴田哲司宮司)で31日夜、1年のけがれや厄を落とす恒例の「年越しの大祓(おおはらい)式」が行われた。
地元の住民ら参拝者は人をかたどった「形代(かたしろ)」に名前や住所を書き記し、体をなでてけがれを移した。参道に設けられた「忌み火」に形代を入れて焼き、新年の健康や安泰を祈った。
神社には、徳川家康が浜松城に入城する際に城下の安全と武運長久を願って裏鬼門に迎えたとされる火の神が祭られている。
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