キクイモ
同町新山の山之内安明さん(73)が作付けして地元の道の駅に出荷していたが供給が追いつかず、規模を大きくしようと金峰キクイモ研究会を設立したのが2018年。会員は20人になり町内4カ所、作付面積計約5000平方メートルに広がった。
寒冷地の作物のため病害虫の苦労も経験し、栽培技術を上げた。11月末に初掘りした榮勝宣副会長(74)は「サイズ、色つやとも申し分ない。収量も確保できそうだ」と喜んだ。収穫は来年2月まで続く。県内外や道の駅に出荷するほか、茶などに混ぜて飲むパウダーに加工して販売するなど販路も拡大している。
キクイモは血糖値や中性脂肪抑制などの効果があるとされるイヌリンを豊富に含む。研究会は健康寿命の延伸につなげようと育て方の講習を開き、普及に努めている。収穫時期は貯蔵の方法など問い合わせが殺到する。会長の山之内さんは「個人で取り組むため全体の作付面積は分からないがみんな関心が高く、栽培の輪が広がりを見せている。金峰の特産になれば」と話した。
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