「健康都市弘前」の実現に向け、弘前市と弘前大学は17日、新組織「まちかつ弘前3C(キューブシー)」を立ち上げた。これまで多項目な健康ビッグデータを集める岩木健康増進プロジェクトなどを共同で行ってきた両者が連携を強化して情報を交換・共有し、健診後、即座に健康指導を行うことで行動変容につなげる「QOL(生活の質)健診」の普及などに取り組む。
弘前市まちなか情報センターで行われた設立セレモニーでは、桜田宏市長が「人口減少、少子高齢化が進む中、市民一人ひとりの健康の重視に加え、健康医療産業の誘致などで雇用の場が確保され所得も向上する『街の健康』にも力を注ぐことが健康都市弘前の実現になる。今後は事業者などに自主的に参加していただける“柔らかい”組織にしたい」とあいさつ。弘大の中路重之学長特別補佐は「これまで社会の真ん中に来るものではなかった健康づくりこそがこれからの街づくりになるということを市長が宣言してくれる日が来た。弘前のため皆さんと力を合わせて頑張りたい」と意気込みを語った。
終了後は、同所から健康づくりのまちなか拠点となる旧市立病院まで関係者がキックオフウオーキングを実施。消費カロリーなども確かめながら「歩幅でも効果が違う。歩道に歩幅の印などを付けたり、音楽を流したりするのも面白い」などと健康づくりに向けたアイデアも出し合った。旧市立病院では第1回定期懇談会を開いた。
【写真説明】キックオフウオーキングを行う桜田市長(前列中央)と中路学長特別補佐ら(同右)ら
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