楽天モバイルは４日、今月から自社回線による携帯電話サービスを全４７都道府県で提供すると発表した。岩手、山形、山梨、和歌山、島根、高知、長崎、鹿児島の８県で順次、ＫＤＤＩから有料で借りている回線の利用をやめ、自社回線に切り替える。
切り替えは、自社回線でのサービスが安定的に行える地域から進める。自社回線がつながりにくい地域では引き続き、ＫＤＤＩの回線でのサービスを継続し、利用者に影響が出ないように対応する。
楽天は２０２０年４月、携帯事業に本格参入した。自社回線が整備されていない地域ではＫＤＤＩの回線を使ってサービスを提供しており、多額の回線利用料が収益を圧迫していた。
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