遠隔地をインターネットでつなぎ、映像と音声に加えて振動をリアルタイムで伝える技術「モバイルハイタッチ」の実証実験が24日、バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)の岩手ビッグブルズのホーム最終戦で行われた。全国初の試みで、選手と岩手医大付属病院に長期入院中の子どもたちが画面越しに触れ合い、ドリブルが床に響く感覚など会場にいるような臨場感を味わった。NTTが技術を提供したもので、医療や教育など幅広い分野への応用が期待される。
盛岡市本宮の盛岡タカヤアリーナで、試合前のブルズの選手がタブレット端末に取り付けたアクリル板にハイタッチする。画面の向こうで振動を受け取るのは小児病棟に入院中で外出できない0~12歳の子ども7人とその家族だ。
今季で引退する千葉慎也選手は「振動届いている? みんなと一緒に頑張るよ」と笑顔を向け、ドリブルを披露。子どもたちはボールが床をたたく振動などを手と足から感じ取った。シュート練習や選手入場時のハイタッチも発信。病院関係者によると、子どもたちは笑顔で楽しんでいたという。
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